こんちは、kanです。
大学生時代、書店バイトを3年ほど経験した僕による、書店バイトのススメです。
本屋バイトならまたやりたいと思えるくらい好きな仕事。
求人の探し方
基本的に、書店のバイト募集はバイトアプリに載りません。
その書店内のどこかにチラシが貼ってあることが多いです。
入口付近や柱周りを探しましょう。
チラシに条件や連絡先が書いてあるので、そこから応募します。
以降は他のアルバイトと同じで、面接などを経て採用されれば、働くことができます。
みなさんもエプロンつけませんか。
働く内容
業務内容は主に、接客・書棚整理・商品整理・プレゼント包装です。
接客
普通に販売業なので、ほとんどがこれです。
レジはもちろん、商品を探すお客様を案内することも多いです。
案内に関してはどこに、どのジャンルがあるのか大まかに頭に入れておくとスムーズです。
つまり、最初は難しいです。
大体の書店は商品と売り場をデータベース管理して、調べる手段があるはずですので、活用しましょう。
難しいところは、情報が少ない時です。
ご高齢の方に多いですが、タイトルや作者を覚えていないケースがあるので、そこは臨機応変に対応するしかありません。
書棚整理
店内の商品を物色、ではなく整理します。
そのままですね。
普段購入目的で書店に訪れているとあまり気にならないかもしれませんが、整理しようと思って店内を徘徊すると、結構散らかっています。
平積み(本を平らな台に積み上げる陳列方法)の本も書店によっては積み方に決まりがあります。
それに従って、片っ端から整理整頓していきます。
僕が経験した書店はすべて「5積」というやり方でした。
ちなみに僕はこの時間が一番好きでした。
興味のある棚では次に読む本を探し、まったく知らないジャンルでは、こんな本もあるのか、という発見が得られる。
もちろん、整理しながらですので、没頭しすぎないように注意です。
商品整理
商品の入荷や、返本対象の選択を行います。
僕の経験上、「アルバイト・パートはみんなで雑誌の整理」というのがどの店舗でも共通でした。
大体は社員さんが担当されるとは思いますが、書籍や文庫担当ともなれば、ご自身のおすすめ本を目立つ場所に置くこともできるでしょう。
雑誌の整理が一番単純なので、アルバイトやパートでカバーするパターンが多いのだと思います。
パートは朝の入荷作業、アルバイトは夜の返本作業。
ここでは夜の返本作業について少し触れます。
次の日来る雑誌の前号を片付け、陳列スペースを空けます。
例えば、明日10月号のゼクシィが来るなら、9月号を回収・返本作業を行います。
大体想像できたでしょうか?
単純ですが、めちゃめちゃ量が多いです。
また、返本というシステム上、雑誌には返却期限があるものが多いです。
返却忘れを防ぐのも、この返本作業の大事な仕事。書店の損失になりますからね。
回収した雑誌たちはきれいに段ボールに詰めて、配送ラベルを貼り、作業終了です。
ぶっちゃけ返本がどういうシステムかは深く存じませんので悪しからず。
箱にきれいに詰めて、朝の入荷と同時に回収してもらう、という感じです。
プレゼント包装
これ、地味に多いです。
購入いただいた商品を贈物として包装するサービスがあります。
商品と書いたのは、本に限らないからです。
書籍・雑誌・文房具・図書カードなどなど。
今どきの書店は本以外も取り扱っていることが多いですし。
とはいえ一番多いのは書籍か図書カードです。
包装のやり方は全部以下の動画のパターンでした。
https://youtu.be/h30hXQCfaEM?si=AyHOF_tCBs-1J5J7
自慢ですが、僕はこれめちゃくちゃうまいです。
「俺、それ上手いっすよ」と宣言して、仕上げた後ドヤる激ウザムーブをかますくらいうまい。
おっと、児童雑誌はだめだ。あれは付録で膨れ上がっていて、凹凸が多すぎる。
以降では楽しいことやメリット、辛いことやデメリットを話します。
※メリットに関しては多分に僕の主観が入っています。
楽しいことやメリット
端的に言うと以下です。
- 一般的な販売業で得られる経験が積める
- 書店の裏側が知れる
- 売り場に自分の趣味を反映できる(かもしれない)
- 長時間書店に居られてお金がもらえる
一般的な販売業で得られる経験が積める
スキルアップです。真面目なメリットです。
僕の場合、接客でビジネスコミュニケーションがだいぶ身に付いたと感じています。
特に電話対応は、新卒入社した会社の先輩に「5年目だな」と言われるほど。
問い合わせ対応では、初対面の人と必要なやり取りを交わすスキルが得られるでしょう。
最初、僕は知らない人と話すのが怖くて、レジですら震えながらやっていました。
慣れです。
初めは誰でも怖いですが、やればどうとでもなるものです。
書店の裏側が知れる
書店の運営がどのようになされているか、気になったことはありますか?
……僕は別にありませんでしたが、知るのは面白いです。
本がどのように店頭に並ぶのか、売れ残った本はどのように管理されているのか。
そういった視点で裏側を見てみるのも楽しいです。
最新の書籍や人気の書籍を肌で感じることもできるでしょう。
このブログで触れる書店の話はほんの一部です。
その他の部分はぜひ、書店員になって確かめてみてください。
売り場に自分の趣味を反映できる(かもしれない)
雑誌周りの担当だとこれは叶わないと思いますが、コミックや文庫などの販売エリアを任されたのなら有り得る話です。
実際僕が働いていた3店舗も、バイトリーダーのようなベテラン書店員の方がコミック担当になっていました。
文庫は割と社員さん担当が多かった気がしますので、難易度が高いのでしょう。
ですが、一番趣味を反映していたのも文庫。
文庫担当の社員さんにおすすめを聞くと、決まって平積みしている本を教えてくれました。
書店で意欲的に働き、頑張りが評価されれば、売り場の一角を任せてもらえるかもしれません。
長時間書店に居られてお金がもらえる
書店ならいくらでも時間を過ごせるという方はいらっしゃいますか?
そういうことです。
超最高ですよ。普通に楽しいです。以上。
辛いことやデメリット
端的に書くと以下です。
- たまに指を怪我する
- 力仕事が多い
- 接客業ならではの悩み
- 給料が低い
たまに指を怪我する
紙で切ります。
やったことある人は分かると思いますが、結構痛い。
書店員として働いていたら必ず指を切る日は来ます。
僕は雑誌を段ボールに詰める際に、よく切っていました。
また、段ボール詰めした際にビニール紐で十字に縛るのですが、これやってると手が荒れます。結構しっかりきつめに縛るので、おそらく、物理的な摩擦が影響しています。
力仕事が多い
本って結構重たいですよね。
当たり前ですが本を扱うお店なので、たくさん運ばないといけない状況が多いです。
特に、段ボールに詰めて運ぶとき。
前項も段ボール注意でしたね……大体段ボールが悪い。
さて、冗談抜きで腰をやらないように注意しましょう。
コツは、しっかり掴んだ後、膝を使って持ち上げることです。
男性は大丈夫だと思います。僕はヒョロガリでしたので。
女性は働いた時にギャップを感じないよう、知っておいて損はないと思います。
接客業ならではの悩み
時折、心無いお客さんが来る時があります。
適当に謝ってあしらいましょう。
もちろん、問題があった場合は誠意が必要です。そこは履き違えないでください。
給料が低い
時給は基本、店舗の所在都道府県で定められている最低賃金です。
今でも最低賃金であることは変わらないと思います。
昨今は紙の書籍の売り上げが問題になっていますし、こればかりは仕方がないですね。
僕が働いていたときは2015~2019(平成27~30)年で、800円台でした。
週4、月約80時間で働いて、大体7~8万くらいが平均だったと思います。
高い時給を求めている方には合いません。
それでも良ければ是非。
終わりに
今でも、書店に入るとあの時のことを思い出します。
書店バイトはそれくらい、僕の中に根強く残る体験をくれました。
少しは書店バイトについて伝わったなら嬉しいです。
また別の記事で、実際のバイトスケジュールを書くのもいいかもしれません。
書店の回し者ではありませんが、書店業界を応援しています。
